茶道 香炉

编辑: 馨晴 发布时间:2023-06-14 15:42:30

香炉(こうろ)は、茶道において香を焚くための道具の一つである。茶室には必ずと言っていいほど置かれており、茶人が好んで用いる香を取り入れ、お客様に提供することもある。

香炉は、金属、陶器、木材などの素材から作られ、その形状も様々である。代表的な香炉に、古式に則った曲がり角を持った小さな器である「丸香炉」、すっきりとした直線的な形状が特徴的な「角香炉」、千鳥柄や文様などで装飾された「人香炉」などがある。

香炉には、薫物(たきもの)と呼ばれる樹木や香木などの材料を燃やす物や、練り香と呼ばれる粘土状の香料を使用する物がある。これらの薫物や練り香には、様々な種類があり、それぞれに異なる香りを楽しむことができる。

茶道では、香炉は単に香を焚くだけではなく、季節感やおもてなしの心を表現する重要な役割も持つ。例えば、夏には涼しげな香りのもの、秋には紅葉や柿など秋らしい香りのものを用いたりすることがある。また、香炉の香りに合わせて、床や茶器の色合いや取り合わせ、花鳥を飾るなど、全体的なコーディネートも大切にされる。

茶道において、香炉は緻密な表現力を持つ重要な道具であり、その奥深い世界を楽しむことができる。